キハ32形気動車(キハ32がたきどうしゃ)は、1987年(昭和62年)に日本国有鉄道(国鉄)が四国向けに設計・製造した暖地向け一般形気動車。
https://ja.wikipedia.org/wiki/国鉄キハ32形気動車
国鉄分割民営化を前に、新会社の経営基盤が脆弱になると予測された北海道、四国、九州(いわゆる三島会社)の営業エリアに残っていたキハ20系などの老朽車両を取り替える目的で製造された気動車群の形式の一つで、第三セクター鉄道用気動車をベースに国鉄仕様で設計されたものである。部品には廃車発生品やバス用部品などを多用して軽量化と製造コスト低減を図っている。またワンマン運転用機器が容易に取り付けられるような構造としている。
【JR四国】
記事執筆時点では松山運転所(予讃線・内子線)に15両、高知運転所(土讃線・予土線)に6両が配置されている。
キハ32 21は、国鉄分割民営化直前の1987年2月に富士重工業で製造され、高知運転所に配置された。
記事執筆時点では土讃線・予土線で運用されている。
当車両を含む富士重工業製のグループは新潟鐵工所製のグループと比較して、灯具の形状(新潟鐵工所製は丸形)や側面窓(新潟鐵工所製は黒サッシ)等に差異が見られる。